SUPPORT サポート
「絶対パス」「相対パス」「ルート相対パス」の違いとは、何ですか？
「パス（Path）」とは？
一般的にホームページは、htmlファイル、画像ファイル、cssファイル、Javascriptファイル等、様々なファイルを組み合わせることでホームページの1ページが表示されています。
このそれぞれのファイルが独立している場合は必ず保存されている「場所」が存在しており、この「場所」を指す経路を「パス」と呼んでいます。
「パス」の種類
「パス」は、主に下記の3種類に区別した方法が存在しており、それぞれに特徴や違いがあります。
絶対パス
絶対パスとは、「https://」または「http://」からファイルが保存されている場所まで、全て記述したパスの事を指します。
パスとして指定する場所が外部サイトにある時、利用するのが一般的です。
絶対パスの例
https://○○○○○.com/page.html
https://○○○○○.com/images/picture.jpg
相対パス
相対パスとは、「https://」または「http://」及び「ドメイン」を記述しないパスの事を指し、且つパスを記述するページを基準としています。
フォルダ毎の階層を「../」で記しているのが特徴です。
パスとして指定する場所が同じドメイン内にある時、利用するのが一般的です。
相対パスの例
about/page.html（./about/page.html）
../images/picture.jpg
ルート相対パス
ルート相対パスとは、「https://」または「http://」及び「ドメイン」を記述しないパスの事を指し、且つドメイン（ルート：root *1）を基準としています。
パスの先頭に必ず「/」を記すことで、ドメインの代用となるのが特徴です
パスとして指定する場所が同じドメイン内にあり階層構造が深く複雑な時、利用するのが一般的です。
ルート相対パスの例
/about/page.html
/images/picture.jpg
*1「ルート（root）」とは、一番上に位置する階層のフォルダ（ディレクトリ）を指します。
「パス」の違いによる確認方法
納品ファイルに対してリンク先等の確認を行う場合は、パスの指定方法により確認方法が異なります。
下記を参考に、ご確認をお願い致します。
絶対パス
絶対パスとして記述したドメインとDNS接続（紐づけ）されたサーバーに、納品ファイルをアップロードしてください。
異なるドメインのサーバーにアップロードされた場合、リンク先参照が正しく行えず、正常な表示が確認できない場合があります。
相対パス
ローカル環境でもご確認いただけます。
但しメールフォーム等のプログラム動作確認には、サーバーへのアップロードが必要です。
可能な限り、サーバーへのアップロードを行った上での確認を推奨致します。
ルート相対パス
ご利用予定のドメインとDNS接続（紐づけ）されたサーバーへのアップロードを行った上での確認を推奨致します。
ご利用予定のドメインと同じ階層構造を有した環境のサーバーをご用意できる場合は、こちらのサーバーへアップロードを行った上での確認も可能です。
またWampserver等の仮想サーバーをご用意できる場合は、こちらの環境でもご確認いただけます。
